食育

無添加・オーガニックにこだわりすぎな親御さんへ。子どもの食べるものを極端に制限するのはかえって健康に悪いです!

ニュージーランド在住の調理師主婦ブロガーまるです♪

みなさんはお子さんに食べさせるものに関して何か制限していますか?たとえば砂糖の入ったお菓子はあげないとか、農薬を使った野菜は食べちゃダメとか。

大事なお子さんの口に入るものに気を遣うのは親としては当たり前のこと。でも世の中には子どものためを思ってと言いつつちょっとやりすぎなんじゃないかなという親御さんも見受けられるんですよね。

健康的なものしか食べさせないのはかえって心の健康に悪い

かくいうわたしもどちらかと言えば自然派。農薬を使った慣行栽培の野菜よりは無農薬の方が良いし、添加物たっぷりよりは無添加の方が良いです。

大人のわたしでもそれなりに気を遣っているので、小さいお子さんをお持ちの親御さんが我が子の口に入るものに関して気になるのは当然。

ただ、だからと言って

  • お友達の家で市販のお菓子が出ても食べちゃダメ!
  • みんなの食べてるお菓子は体には悪いからあなたはお母さんの手作りお菓子を持参して食べなさい

というのは果たして子どものためになるのでしょうか?

社交の場では体に悪い食べ物や飲み物を出されることもありますが、それはそれ、と割り切って楽しむことも必要です。気になるならばその後おうちの食生活でリカバリーすればOK。

まる
まる
わたしは外でハメ外しすぎた時は家に帰って白湯や土瓶で煮出したよもぎ茶を飲んで体をスッキリさせてるよ♪

添加物など物理的なものよりさみしい思いをする方がよほど体に悪い

自然派さんの中には「食べ物に気をつけていれば健康でいられる」と信じてる人が少なくないです。

もちろん食べ物も健康にとっては大事な要素ですが、それ以上に体の健康に大切なのが心の充実度、要は「ハッピーな気持ちでいるか」ということ。

お祭りの屋台の食べ物を禁止されたトラウマを20年以上引きずってる話

ここでわたしが小学生の頃のエピソードをひとつ。うちの親は添加物や農薬には無頓着でしたが、なぜか「屋台の食べ物は不衛生だから食べちゃダメ!」というポリシーを持っていました。

なので友達とお祭りに出かけた時も本当は食べたいあんず飴を我慢しものすごくさみしい思いをしたんですよね。

まる
まる
親いない時ならこっそり食べちゃえばよかったのにねw

後日、あんず飴が食べたいというわたしに伯母が「作ってあげる」と言い、先のお祭りに一緒に行った友達とその弟を家に呼んだ時に作ってくれたんですがそれがなんと・・・

鍋で砂糖を溶かして飴を作ったところに干しあんずをぶちこんでからめた代物

でしたw

友達と弟くんは苦笑いすらしてくれず無表情で、「これ本物のあんず飴に似てる?」と聞かれた時は暗い顔でうつむきながら黙って首を横に振ってました・・・。

きっと「まるちゃんはこんな変な人たちに囲まれて育ってるのか」と思われたに違いない。

お祭りでさみしい思いをした挙句に友達の前で恥をかかされたことはおそらく一生引きずるでしょう・・・。

まる
まる
せめてあんず飴がどんなものか調査してから作って欲しかったわw

たしかに屋台の食べ物は不衛生でおよそ体に良いものではないです。でもそれ1つ食べただけで不健康になるほど人間はヤワじゃありません。

むしろ1回や2回屋台の食べ物を食べただけで病気になる人がいたらそれは不健康すぎて大問題だと思いますww

それを食べることで楽しい思い出ができるのと、食べないことでその後ずっとさみしい思いを抱えて生きるのならどちらが健康に良いと思いますか?

ストイックすぎる自然派であることの5つのデメリット

子どものうちから徹底して無添加・無農薬のものしか与えない、と無菌状態のごとくストイックに管理して育てるのは色々とデメリットがあります。

1.人間関係を制限する

付き合う人みんながみんな食べ物にこだわっているとは限りません。「うちは食べ物にこだわってる人としか付き合わないの!」という人もいるかもしれませんが、それは世界を狭めてしまうのでおすすめできません。

親が自分の人付き合いを自然派さんに限定するならともかく、子どもの人間関係は子どものものなのでそこは干渉すべきではないです!

友達付き合いへの影響

小学生、中学生になると友達同士で出かけることが増えますが、その時に

  • 外食は親に禁止されてるからできない
  • 添加物の入ったものを食べると蕁麻疹が出るから手作りのものしか食べられない

いう状態だったらお子さんはせっかくの楽しい友達付き合いも満足にできなくなってしまいます。

友達と遊んだ楽しい思い出は大人になってからの人生の支えです。たとえ行き先が親にとって好ましくないファミレスであろうとファストフードであろうと、たまにであればそんなにうるさく言わないであげてほしいです。

まる
まる
でも毎日ファストフード通いしてる場合はおうちのごはんで満たされてるかを疑ってねw

親戚付き合いへの影響

また、「農薬を使った野菜は一切食べさせません!」と田舎のおばあちゃんが送ってくれた野菜も拒否というのは絶対絶対やめてほしい・・・

うちの本家は農家で、昔から何かと米やら野菜を送ってくれます。(農薬も使う慣行栽培の農家)

わたしが5歳の時、当時ふりかけがないとご飯が食べれないダメ人間だったんですが田舎のおばあちゃんが送ってくれた新米がそりゃもう!つやっつやでもっちりしておいしかったんです。

それまで食べてた米はなんだったの?というくらい本当においしくておいしくて、初めて米の味を知りました。それ以来ごはん大好きに!

あの時の感動は今でも忘れられず、わたしの人生の糧のひとつになっています。

もちろん慣行栽培(農薬使用)よりは無農薬の方が良いですが、こういう気持ちを持つことは無農薬のものを食べるよりもよほど貴重な体験です。

また、お正月やお盆に親戚一同集まってワイワイ飲み食いしたのもとても良い思い出。夏休みの暑いさなか近所の商店に100円アイスを買いに行ってみんなで食べたのが忘れられません。わたしはサクレのレモン味を食べたなw

もしうちの親が無農薬・無添加至上主義だったらこれらの楽しい思い出もなかったんだなぁと思うと、ストイック自然派も考えものだと思っちゃいます。

同居のおじいちゃんおばあちゃんが毎日子どもにお菓子を与えまくる・・・というのはさすがに少しセーブしてもらう必要がありますが、たまにしか会えないのであれば祖父母宅でお菓子を食べるくらいは見逃してやってほしいです。

まる
まる
わたしは孫に手作りおやつを作るお嫁さんも安心なおばあちゃんになりたい♪

2.食べ物にストイックすぎると周りから面倒くさがられる

またまたわたしの体験談ですが、以前知り合いに添加物の入ったお菓子(某観光地の名物お土産)をあげたところ「あーいらないいらない!うちは添加物入ったもの食べないから!!」とすごい剣幕で拒否されました。

正直、傷付きましたねwいくらなんでも物をくれた人をあんな勢いで突っぱねることはないだろうとw

さらには、一緒にあげる予定で持って行ったオーガニックのお茶を出した途端「あー!これ超欲しいー!超うれしいー!ありがとうー!!!」と手の平を返したような態度を取られ、なんだかなぁと思ってしまいました・・・

添加物の入ったものをいらないと思ってもその場では「ありがとう」と受け取っておいて誰かにあげるとか、もし本当にいらなければ「ありがとう、でもうちこういうの食べないから誰か好きそうな人に譲ってね」と言うくらいの気遣いはできるようにしたいですよねぇ。

この一件で、食べ物にストイックすぎる人と付き合うのって面倒だなと感じてしまった次第です。

3.少しジャンクなものを食べただけでも体調が悪くなってしまう

大人になってから自然派に転じた人でも、ストイックに完全無添加とかを貫いてる人はちょっと添加物の入ったものを食べると蕁麻疹が出るとか、砂糖の入ったお菓子を食べると身体中かゆくなるという人もいます。

子どものうちからストイックな食事管理で育てられた場合はなおさらでしょう。

「親の手を離れたら自由になんでも食べて良いから子どものうちは親が徹底管理してもいいでしょ!」という意見もあるかもしれません。

でも、あまりにもストイックすぎると無菌状態で育てられた体に免疫がつかないかのごとく、微量の添加物や農薬にも反応して体調不良を引き起こす過敏な体質になってしまい外食もままならなくなる恐れがあります。

社会に出ると子ども時代以上に外で食事をする機会が増えますから、手作り無添加オーガニックじゃないと食べられません、というのは生きていく上で大きなハンデです。

旅行先でも気軽にグルメを楽しめないので、旅の楽しみも半減してしまいますよ。

4.子ども時代の反動でジャンクフード一直線に走る

また、幸いにもそのような過敏体質にならなかったとしても、逆に子ども時代の反動でジャンクフードまみれになるということもありえます。

昔「コボちゃん」という漫画でおぼっちゃまのみずなりくんという友達がカップラーメンに憧れており、こっそり食べて「おいしい〜!」と狂喜乱舞しお手伝いのおばちゃんが青ざめるという場面がありました。反動って本当に怖いですよ。

人間はダメと言われるとやってみたくなる生き物なので、毎日ジャンクフードとかはそりゃダメですけど、ある程度は目をつぶることも大切です。

おうちのごはんがきちんとしたものであればまともな味覚ができているはずなので、途中でジャンクフードに興味を持って食べてはみても最終的には手作りごはんに帰ってくると信じています。

まる
まる
わたしは自分では市販のお菓子とか買わないけど、誰かにもらった時ははありがたくいただきます!

普段の家での食生活がちゃんとしてれば多少体に悪いものを食べようが問題ない

本当に健康な人は多少ジャンクフードを食べようが農薬や添加物が体に入ろうがそれを排出するだけの力があるはずです。

ちょっと変なもの食べただけで発疹が出ちゃうとか頭が痛くなっちゃうという人、それはまだ真の健康には程遠いのでしょう。

要点まとめ
  • おうちではきちんとした食生活を心がける
  • 外で楽しむ時は気にせずなんでも食べる
  • 暴飲暴食しすぎたらおうちの食事でリカバリー
まる
まる
ほどよく楽しくいこうね!

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