
- 海外赴任が決まった
- 社会人留学することになった
- いま付き合ってる人がいるけど渡航前に入籍して挙式すべきか迷ってる
最近は仕事や留学で長期海外に行くのも珍しくなくなりましたね。かくいうわたしも27歳でニュージーランドに留学、現地で出会った日本人の夫と結婚しました。
結婚にあたって日本に3回帰らなければならず金銭的にも時間的にもなかなか大変だったんですよね。
我々の場合海外で出会ったので仕方ないですが、これから海外に出る予定のお二人には是非日本にいる間に入籍と結婚式を済ませて欲しいなと思いました。
もくじ
海外に行く前に入籍を済ませるべき理由
まずは海外渡航前に入籍を済ませるべき理由についてご説明します。
1.入籍前に両家両親に挨拶ができる
たとえ相手の家族と既に親しい関係であったとしても入籍前には改めてご挨拶しましょう。
海外に住んで現地で入籍をしてしまうと、入籍前に挨拶に行くことができません。
けじめのためにも挨拶→入籍という順番を踏むべき。それなら海外に行く前に入籍した方が断然楽ですよね。
わたしは夫と海外で出会ったので入籍のために2週間半だけ一時帰国し、その間に挨拶→入籍とバタバタでした・・・。
2.日本で婚姻届を出す方が楽

婚姻届は海外でも日本大使館・領事館で提出できますが、日本の市役所で出す方が何倍も楽です。その場で40分くらいで受理されますからね。馴染みのある地元の役所で出したいという人もいるでしょう。
そもそも住む予定の国の大使館・領事館が家の近くにあるとは限らないので、地方暮らしだとわざわざ入籍のために主要都市まで行かなければなりません。
また、最近はおしゃれなデザイン婚姻届が流行ってるので使いたい人も多いと思いますが、海外の日本大使館・領事館だと馴染みがなくスムーズに受理されない可能性もあります。
3.海外では戸籍謄本(抄本)が取れない
また、入籍して苗字が変わったらパスポートの記載事項変更をしなければなりませんがその際に戸籍謄本(抄本)が必要です。
が、戸籍謄本(抄本)は本籍地の市役所か区役所でしか取得できないため、海外の大使館・領事館では取れません。
入籍後、委任状を書いて日本の家族に取ってきてもらい海外の自宅に送ってもらわなければならないのでかなり面倒w
海外に住みながら日本人が入籍するってそういうことです。
4.入籍と同時に他の名義変更もまとめてできる
入籍して苗字が変わった方は免許証や銀行、クレジットカードの名義変更もしなければなりません。
海外で入籍だけして次回日本に帰った時にしようと思ってると忘れがち。入籍に関わる手続きは一度に済ませてしまう方が安心です。
5.法的に結婚していた方がビザの申請に有利
海外に滞在するにはビザが必要。片方が学生ビザや就労ビザを取得し、もう片方はその配偶者や事実婚のパートナーとしてビザを申請するのが一般的です。
国によっては事実婚を認めていないですし、事実婚OKの国でも法的に結婚していた方が偽装パートナービザ(ビザが欲しくてパートナーのふりをすること)を疑われにくいので渡航前に入籍するに越したことはありません。
海外に行く前に結婚式を済ませるべき理由
結婚式を挙げたい人は海外渡航前に挙げましょう。
ただし、現地で式を挙げたい、第三国でリゾートウエディングをしたいという人はこの限りではありません。
1.日本にいる時に挙げれば準備が楽

わたしの場合4月に式場予約、翌年3月に挙式だったのですが、最低でも1回は帰国して打ち合わせ必須とのことだったので10月に一時帰国しました。
準備のために帰省するとなると往復の飛行機代もかかるし、休みを取らなければならないし、必要備品の購入はネットでできても日本にいる時でないと現物確認はできませんからね。
これが日本に住んでたら少しずつ準備できたんですがね・・・10月に3週間帰国した時にあらゆる準備を詰め込みました。
- 打ち合わせ
- ドレス決め
- アクセサリー屋さんでアクセサリー試着
- 写真館で前撮りの和装試着
- 引出物の下見・予約
- 招待状を発注し、あとは出すだけの状態にセット
次に帰れるのは挙式1ヶ月前だったので、引出物はゆっくり選ぶ暇もなくバタバタ。
もし10月の一時帰国後に変えたいと思っても変えれないので(わたしは現物を見て決めたい派なので)時間がないなりにも慎重に選びましたね。
あと個人的に大変だったのがゲストへの手紙を書くこと。
わたしはゲスト53人全員に1人ずつ手紙を書いたのですが、挙式1ヶ月前に帰国してからレターセットを買いに行き、正味1週間でカンヅメ状態で書いたので燃え尽きましたw
2.結婚式はみんなが元気なうちに、なるべく早く挙げた方が良い

これは海外に行く場合に限りませんが、二人の結婚の意思が固まり次第なるべく早く結婚式を挙げましょう。
あなたが結婚式に呼びたい人たちが当日まで元気でいられる保証はありません。
5年も10年も付き合ってから結婚した夫婦でその長い長い春の間におじいちゃんおばあちゃんが亡くなってしまい結婚式に呼べなかった人もいるし、挙式の年にお父さんお母さんが病気で亡くなってしまったというケースもあります。
わたしも呼びたかったけど呼べなかった親戚のおばちゃんたちがいました。腰が痛くて遠出できないとか、体が弱って寝たきりになってしまったとかです。
結婚式があと2年くらい早かったら元気に出席してもらえたのにとても残念です。

当日来てくれた84歳のおじさんも杖をついていたので、挙式がもう少し遅かったら歩くのが大変で出席してもらえなかったかもと思いました。
年配の人は特にですが、若い人でもいつどうなるかわかりません。なので、結婚式は可能な限り早く挙げましょう。
結婚式が早く終わればこどもを産める時期も早くなる

通常、女性は結婚式が終わるまでは妊娠を避ける必要があります。
できちゃったらできちゃったでまあおめでたいのですが、挙式当日に妊娠していると重い花嫁衣装やハイヒールを履くのはかなり負担がかかりますし、体調を崩しやすいので当日を無事迎えられるか心配ですからね。

(最近は式場が混んでて挙式の1年半前に予約するとかも普通らしく、そうすると予約後にこども作って式までに産んじゃう人もいるそうですが、これは例外としてw)
結婚式が早く済めばこどもを産める時期も早まります。女性には妊娠・出産のリミットがあるので、産むなら早いに越したことはありません。
男性諸君は女性よりリミットがはるかに長いのでピンとこないかもしれませんが事実です。
今の彼氏・彼女と一緒に海外に行くくらいの関係なら迷わず結婚せよ
もしみなさんがいま付き合っている彼氏・彼女と一緒に海外に行く気があるならいずれは結婚するつもりなんですよね。
結婚を考えていない関係ならついては行かないでしょうから。
だったら先延ばしにする理由なんてどこにもありません。サッサと結婚するのが二人にとっても周りにとっても最良の選択肢です。