湿疹が半年間治らなかったら・・・みなさんはどうしますか?


ステロイドなどの薬を塗ってしまえばすぐきれいになるかもしれませんが、それは一時的な対症療法。塗り続けていないとまた荒れ出すという依存状態を招いてしまいます。


長期間薬を使っていた人がいざ根本治療を始めようとしても、ずっと症状を抑えていたため治りにくくなっており治療に時間がかかるという話も聞きますね。

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対症療法ではなく根本的に湿疹を治す方法を探した

湿疹が半年も治らないというのは尋常ではありません。きっと体の中(精神も含む)になにか原因があるのだろうと思い、あらゆる治療法を調べました。


ひょんなことがきっかけで現在住んでいるニュージーランドのホメオパス(ホメオパシーの専門家)のことを知り、以前からホメオパシーが気になっていたのもあり始めてみることにしました。

ホメオパシーって何?

そもそも、ホメオパシーって何なの?ナチュロパシーとかホメオパシーとかカタカナ語よくわからん!という人のために簡単に説明しときましょう。


ホメオパシーとは日本語にすると「同種療法」。200年ほど前にドイツのハーネマンというお医者さんが「症状を治すのは同じ性質のものである」という法則に気付いたのが始まりです。


日本ではまだ海外よりも普及していないため、一部の何も知らんオッサンたちからはエセ科学と執拗に叩かれ続けてますねw

ホメオパシーでは症状を抑えずに出し切る

いわゆる日本でおなじみの現代医学はアロパシーというもので、これは「逆症療法」と訳されます。


病院や薬局でもらう薬は「解熱」とか「かゆみ止め」みたいな症状を抑える作用がありますよね。出ている症状に対し、逆に作用するものを使って治そうというやり方です。


熱が上がったら熱を下げる薬を飲んで、かゆみが出たらかゆみを止める薬を塗る、といった風に。


それに対しホメオパシーは症状を出し切って治します。


良くなる過程で一時的に悪化する(好転反応)のでホメオパシーの原理を理解した上で行わないと悪化した時めちゃくちゃ焦りますよw

症状=体の中の毒素を出すデトックス反応

さてさて、ここで症状についてのお話をしておきますね。


咳、発熱、下痢、肌荒れなどの症状って一見不快ですよね。でもそういった症状は体の中の毒素を体外に排出するための大事な反応なのです。


ここでいう毒素とは農薬や食品添加物などの化学物質から心に溜まった負の感情まで幅広く指します。


体の機能が正常に働いている人であればきちんと症状が出て毒素を排出することができますが、そうでない人は悪いものが溜まっていても症状が出ません。





何の症状もないと一見健康なように見えますが、体の中に毒素が溜まっているのに症状が出なかったらどうなるでしょう?


積もり積もった大量の毒素により、後々大きな病気をしてしまうかもしれません。症状は体の中をきれいにし健康を保つためのありがたいものなのです。


不健康な人でも症状が出せる人はまだマシな方で、むちゃくちゃ不健康な人は症状が出ず一見健康→いきなり大病して「え〜〜〜っ!?」てことがあるらしいです。恐ろしい・・・。

ホメオパシーでは薬ではなくレメディーを摂取する

レメディーとはホメオパシー版薬。でもみなさんが普段飲んでいる薬とはまったく異なるものです。


症状の原因となりうる物質を薄めて薄めて物質がなくなるまで薄ーーーくなったもの(物質そのものは残ってないけど物質のエネルギーだけが残っている)を摂取して体を刺激し、自然治癒力を促して体が自ら治ろうとするよう働きかけるのです。


レメディーの形状は様々で、砂糖玉に染み込ませたものが一般的です。他にもアルコールと混ぜた液体タイプや外用のクリームなどがあります。


レメディーとは、植物・鉱物・動物などの自然の物質を水や酒精で、10 の 60 乗倍、中には10 の 200 万乗倍というように天文学的に薄めてゆき、その物質が限りなく薄く希釈震盪され「薄めれば薄めるほど (ハーネマンの表現を借りれば「物質的でなくなる」ほど)物質本来のエネルギーが解放され効果が深くなる」という考えにもとづいているのです。

出典:ライフジャンプホメオパシー



薬と大きく異なるのが服用方法とタイミング。レメディーは水で飲み込むことはせず、舌下に入れます。(砂糖玉であれば溶けるまで)


また、多くの薬は食後に服用しますが、レメディーは空腹時または食事の前後30分以上空けて服用します。


飲むレメディーの数よりも飲む回数が重要です。1回に2粒飲んだからといって効果が上がるわけではなく、1回1粒を2回飲むことでより体に刺激を与えることができます。

ホメオパシーを始めるまで

昨年末に右の首筋にできた湿疹が半年以上治らないため、4週間ほど前からホメオパシーを始めました。

湿疹ができた経緯

そもそもその湿疹が何でできたのかということなんですが、最初は虫刺されでした。蚊に食われた時とはまったく違う感じだったので、おそらくダニでしょう。


腰や足、首筋、鎖骨付近など至るところが赤く大きく腫れました。ヒョウモンダニアレルギー持ちなので納得っちゃ納得なんですが、今までは虫刺されでここまでひどく腫れることはなかったのでびっくりです。


で、かゆみも凄まじく掻かずに乗り切ることは不可能だったのでひたすら掻いて掻いて掻きまくる日々。


結果、ほとんどの虫刺され箇所はきれいに自然治癒したものの、右の首筋の一部だけ湿疹が残ってしまいました・・・。

湿疹を治すために試したこと

元々色白なので真っ赤な湿疹が余計に目立ち、時々かゆみも出るのでなんとか治そうと色々試みました。


  • バーム(4種類)
  • 食用のココナッツオイル
  • DHCのオリーブバージンオイル
  • ホホバオイル
  • ティーツリーオイル


ココナッツオイルは一時的なかゆみの軽減には役立ちましたが、何を塗っても根本的に治ることはありませんでした。


表面が硬くなりガサガサに乾いていたので保湿して柔らかくすれば治ると思っていたのですがそう簡単にはいかず。

ホメオパシー体験談

これはもう専門家にかかるしかないなと思い、以前気管支炎が長引いた時にお世話になったホメオパス(ホメオパシーの専門家)の元へ行きました。


ホメオパスの多くはセラピストですが、私の先生はインドとニュージーランドでDr.を取得しているのでお医者さん扱いなんですよね。


ホメオパシーというと欧米のイメージが強いですが、実はインドでも盛んでホメオパシーの医学部もあるらしいです。


適当なインド人のおじいちゃんですが(笑)、その道30年ということで藁をもつかむ思いで訪ねてみました。

診察

湿疹ができた経緯、時期、治すために試したことを問診で聞かれた後、ホメオパスが患部を見て触ってどのレメディーが良いか判断しました。

湿疹の原因

ホメオパス曰く、虫刺されそのものは大した問題じゃなかったがアレルギー反応を起こしたことで湿疹ができてしまったのだろうとのこと。

処方されたレメディー

経過観察後にレメディーの変更があったので、途中から違う組み合わせに変わってます。


初診:Graphitis 30(砂糖玉)、Apismel 30(砂糖玉)、カレンデュラのクリーム
経過観察後:Apismel 30(砂糖玉)、Natrum mer 30(液体)、カレンデュラのクリーム

※ホメオパスのおじいちゃんの字が汚すぎて読めないのでレメディーの名前間違ってるかもしれませんw

ホメオパシーの好転反応

ホメオパシーは症状を出し切ることで治す治療法のため、レメディーが合っていればそれ相応の好転反応が出ます。


好転反応で患部以外の肌が荒れるのと患部が良くなっていくのが同時に起こるのは本当に不思議でした!


<2017年9月1日追記>
患部(右の首筋の湿疹)は一時良くなったように見えましたが、結局その後元に戻ってしまいました。



まず、最初の2週間は高頻度で激しいかゆみと掻いた後の痛みに襲われ、四六時中のたうち回ってました。夜も寝付けず、夜中もかゆみで起き(寝てる時も掻いてた by夫)、集中力と思考力はマイナス100万。


氷で冷やしながら痛みに耐える日々。頬が熱を持っている時に保冷剤で冷やしてたら虫歯の人みたいって言われましたw(いや笑えないw)


また、肌が荒れてるといつもよりも敏感になるので綿100%のものしか受け付けなくなりシーツや服も限られたものしか使えず。綿ぽくても化学繊維が入ってるやつはチクチクして痛いのでダメでした。

下から上に順に現れた好転反応

皮膚の好転反応は胸から上の肌荒れとかゆみ、発熱、腫れのみで体の他の部位には何も出ず。


最初は首・鎖骨付近の発疹とかゆみから始まり、耳と頬がゴワゴワになり、右頬がおたふく風邪のごとく腫れて熱を持ち、まぶたが少し乾燥し、といった風にだんだん上に上がっていきました。


その後まぶたが治り、頬の腫れが引き、耳の乾燥が改善し、と逆にだんだん下がっていき、最終的には耳の乾燥が少しと首・鎖骨付近のかゆみが残りました。(←今ここ・2017年6月6日時点)


ちなみに背中の上の方のかゆみと頭のかゆみは最初から現在までを通して時々出ています。寒気や頭痛なども少しありましたが、主な好転反応は肌に出ました。

ホメオパシー中の首筋の記録写真

ここで経過をざっくりと写真で追ってみましょう。


<4月22日>
あらゆるバームを試しまくってた頃。バームが合わず湿疹が悪化。



<5月7日>
湿疹が硬くなりパンパンに腫れている。




<5月8日>
初診の日。ホメオパシーを始める直前の状態。



<5月13日>
好転反応のピーク。右頬がおたふく風邪のごとく腫れる。(右だけ輪郭消えてるのわかります?w)




<5月18日>
右頬がりんご病のように真っ赤に。



<5月27日>
激しいかゆみで掻いたら真っ赤に。湿疹を掻き壊して浸出液がたくさん出る。




<6月7日>
湿疹の部分がだいぶ白くなる。(この後かゆすぎて掻いてかさぶた剥がしましたw)



反応が出るということはレメディーが適切なものであった証拠だし、体の中の毒素が出ているので良いことなんですが、それにしても辛すぎました。相当体内に毒素が溜まってたんだと思います・・・。


<2017年9月1日追記>

ホメオパシーで肌荒れなどの悪化=好転反応だと思い込んでましたが、実はそうとは限らないそうです。好転反応は悪化の後改善しますが、中には改善しないただの悪化(プルービング)もあります。


素人はもちろん、ホメオパスでもそれを知らず「悪化=好転反応だからとにかくひたすら耐えろ」という人もいます。


私はその後ホメオパスを変えましたが、新しいホメオパス(神戸の世良純子さん)曰く、「悪化しつつも全体的にはエネルギーが上がって心身ともに元気になったような感じがする」のが適切なレメディーがヒットした時に起こる正しい好転反応だそうです。


私はインド人のおじいちゃんホメオパスにかかった時は四六時中首のかゆみがあって夜も眠れず、皮膚は見たことないぐらいゴワゴワ、ボロボロで紙やすりみたいになりました。


おまけに精神的にもかなり沈んで頭に黒いモヤがかかったような感じがしたり胸のあたりが真っ黒い闇に包まれたような感覚に襲われそれはそれは辛かったです。

ホメオパシーを受けて気付いたこと

かゆい時は我慢せずに掻くべし!

私のIN YOUライター仲間の赤嶺福海さんが書いたアトピー乳幼児の『ミトン』使用によって、逆に炎症が広がり、悪化してしまう知られざる事実。ピカピカ・プヨプヨ皮膚にするための方法によれば、かゆみは皮膚から毒素が排泄されることで起こるそうです。


普通に考えてもかゆくなるのは皮膚からの「掻いてほしい」というサインと取れますよね。掻くことでかゆみが治まるのなら掻くのは自然なことですし。


それにかゆみを我慢するのってすっごいストレスです。というか、我慢なんてとてもじゃないけどできませんw


ストレスは私たちが思っている以上に体に悪いのであなどっちゃいけませんよ。(私はストレスで気管支炎になり3ヶ月治らなかったことがあります)


ただし、掻くのは掻いた時に気持ち良いと感じるところまでにしましょう。


最初は気持ち良くても掻き続けてると痛くなって掻きたいと思わなくなりますよね。痛くなったら掻くのはおしまい。無理して掻く必要はありません。

症状が右半身に集中して現れた

今回ホメオパシーをやろうと思った理由が右首筋の湿疹なんですが、好転反応も右半身の方が明らかにひどかったです。


右耳は分厚く腫れ、耳の表面は皮膚が硬くなりゴワゴワにヒビ割れ、頬はりんご病のごとく真っ赤+乾燥でゴワゴワ、顎は腫れておたふく風邪そのもの。


ここまで左右で好転反応が違うなんて右側に何かあるのかな?と思いました。まだちゃんと調べてませんが、どんな症状も意味があってその場所に出るはずなので何かあるのでしょう。


足の裏がゴリゴリ凝る時もそうですよね。胃の調子が悪い時は胃の反射区が凝るし、目が疲れている時は目の反射区が凝る。皮膚の症状もそれと同じだと思うんです。

好転反応の肌荒れがひどい時の対処法

好転反応は基本的に気合いで乗り切るしかないんですが、私が試した対処法で少しは効果のあったものは以下の2つです。


  • 氷で冷やす
  • ココナッツオイルを塗る


正直気休め程度ですが、やらないより遥かにマシでした。氷で冷やすのは家にいる時しかできないので、外出時は多少テカりますがココナッツオイルを塗ってしのいでましたね。


ココナッツオイルを肌に塗るなんてベタつくんじゃないの?ニオイは気にならないの?と思いますが、意外とベタつかずニオイも塗ってしばらくすると気になりません。


私は塗りすぎて慣れたからか、今では塗った瞬間からまったく気にならずw


有機JAS認定ココナッツオイル【ハンズオーガニックエクストラバージンココナッツオイル】なんかはオススメですね。ただでさえ荒れている肌に塗るものなので質の良いものを選びましょう。


これは有機(オーガニック)の認定を受けたものだし、コールドプレス(低温圧搾)の油なので化学合成農薬・肥料や製造過程での有機溶剤(ノルマルヘキサン)の心配がありません。


化粧品として販売されているココナッツオイルもありますが、私は食用と共用にしてます。食用の方が安いし余ってもお菓子作りとかに使えるしw







あと保冷剤は小さいのが何個かつながってるタイプがいいですね。首の曲線にフィットするので。


硬いプラスチックの保冷剤ではなく薄いビニールのやつを買いましょう。ヒヤロンみたいに叩いて冷たくなるやつだと冷却効果が低いので、冷凍庫で凍らせて使うタイプのガチ保冷剤がおすすめです。




私の場合首の痛みとかゆみで寝付けず、寝る時に保冷剤を当てる→夜中に2〜3回かゆみで目覚めて交換という感じだったので、保冷剤は最低でも3つ以上用意して常に凍らせておきましょう!

何をやっても治らない不調がある人はホメオパシーもひとつの手

病院で相談しても食事に気を付けても鍼や灸に通っても治らない不調がある人はホメオパシーも選択肢のひとつに入れてみるといいと思います。


ただし、本当に腕のあるクラシカルホメオパス(ドイツの伝統的なホメオパシーをできる人)にかかる必要があるので、その見極めは必要です。正直日本にはほとんどいませんが・・・。


ホメオパシーに限らず選択肢はいくらでもあるので、これがダメなら次はこれといった風に自分に合う治療法を色々模索してみると良いですよ。


初めて何かを試す時ってちょっと勇気が要りますよね。これで本当に治るのかなとか、好転反応辛くないかなとか、悪化しないかなとか。


でも新たなものを試すことで、今まで考えもしなかったところに原因があることがわかりあっさり治ってしまうこともあるかもしれません。

症状を抑えない対処法を心がけよう

しつこいですが、症状はデトックスのために現れます。


病院に行って薬を飲んで症状が消えたからといって治っているわけではないんです。(もちろん大量出血とか脳梗塞とか緊急時は別ですよ!そういう時は迷わず薬や医療の力を借りるべき)


ホメオパシーって好転と悪化を繰り返しながらだんだん良くなっていくんです。一進一退なのでもどかしいし、時間もかかります。


私で言えば患部やその周りがかゆくなり、掻き、浸出液が出たりかさぶたができ、また掻き・・・を何度も繰り返しながら快方へと向かっています。


<2017年9月1日追記>
結局インド人のおじいちゃんのホメオパシーでは治らなかったのでホメオパスを変えました。敏腕クラシカルホメオパスの世良純子さんです。いずれそちらの経過もご報告しますね。



自然療法は症状を抑えずに出すので治るまでの過程はとても辛いですが、ステロイドなどを塗って一時的に症状を抑えても根本解決にはならないので慢性疾患に西洋医学はおすすめしません。


慢性的な不調には必ず原因があるので、何か症状がある時は生活習慣を見直したり、時には専門家に頼って不調の原因を体の外に出してあげましょう。