認知症という言葉が使われ始めたのはいつのことだったでしょうか。


現在(2017年)20代前半ぐらいまでの若い方はご存じないかもしれませんが、かつては痴呆症という言葉が使われていました。


ひどいと「老人ボケ」とか言う人もいましたねw


それが差別的だということで認知症という名前に変わったのです。


成人病が生活習慣病、伝染病が感染症、日射病・熱射病が熱中症と言い換えられたのも同時期だった気がします。

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中学生の時、祖父が認知症になった


※画像はイメージです

うちのおじいちゃんはわたしが中学に入った頃にはボケてしまっていました。当時96歳。


耳がものすごく遠かった割にはボケるのは遅かったかも。(耳遠いと勘違いが重なってボケやすいらしい)


94歳くらいまで仕事したり一人で外出してたのがよかったのかな。


まだらボケから始まって次第にひどくなったのでいつから「認知症」と言えるレベルだったか定かではありませんが、忘れもしない決定的な一言があります。


「おばあちゃんは?」


彼は自分の妻が14年も前に他界したことを忘れてしまっていたのです。


まるまる

「これが噂の・・・!」と衝撃を受けましたねw

認知症になった祖父の言動

祖父がボケてからは何かと言動がおかしくなりました。認知症あるあるみたいのでよく言われていることもやってましたね・・・。

自分の息子と甥っ子を間違える

同居している息子が部屋に入ってきた時「◯◯(甥っ子)が来た!」と間違えてました。


髪型(ハゲ)が一緒だったので同じに見えたらしいですw


ただ、周りの人のことを完全に忘れて「どちらさん?」みたいなことはなかったですね。これが一番の救い。


まるまる

わたしが家に行くと「おや、どちらさん?」て冗談めかして言うことは元々ありましたがねw

家から脱走、徘徊未遂

当時住んでた家の自室(1階)のガラス戸から外に出て徘徊しようとしたことがありました。幸いすぐ家族に見つかってお縄になりましたがw


1階とはいえガラス戸の外にあった枠を乗り越えたみたいで。いやー明治生まれ強いね!!

おでかけした時、帰りたくないと言って暴れる

うちに遊びに来た日の帰りに「家に帰りたくない。いやだいやだ」と言って玄関先で抵抗されました。無理やり車に押し込んで帰しましたが。


当時97〜8歳でしたが、力が強かったので2〜3人で取り押さえてやっとこさでした。明治生まれ強すぎ・・・!(2回目)

拗ねて死んだふりをするw

遠方の息子の家に泊まりに行って夕飯ができるや否や、食べたくないからと布団に入って顔にティッシュかけて死んだふりしてましたwww


なだめるのは大変でしたがこれは笑ったwそんな忠実に死んだ人の真似ができるならまだまだアンタ大丈夫だよと思いますよねw

最近とあるボケ気味のおばあちゃんと会話した

この間とあるおばあちゃん(本人存命なので間柄は伏せますw)と会ったんですが、ここんとこまだらボケな模様。ちなみに98歳。


彼女も前述の祖父と同様80代の時からスーパー耳遠かったんですが、ボケ始めたのが98歳くらいなのでこちらもあっぱれに違いはありません。

同じことを3回ぐらい繰り返して言う

ひとしきり何かを喋った後にまたふりだしに戻って・・・を3回ぐらい繰り返されましたw


本人はいたって楽しそうに喋ってたからまぁいいでしょうw

事実を一部分勘違いしている

大体言ってることは間違ってないんですが、一部ピンポイントに勘違いして事実と異なっている部分がありましたw

同じ認知症でも凶暴になるタイプの人と楽しく笑ってるタイプの人がいる

このおばあちゃんと前述のおじいちゃんは二人とも90代後半でボケの症状が見られたわけですが、完全なる認知症かボケぎみかという違いだけでなく決定的に違うと感じたことがあります。


それはボケて凶暴になるか、ニコニコしてみんなに優しいかという点。


おじいちゃんはとにかくもう暴れるわ怒るわ拗ねるわで周りはぐったり。


おうち帰りたくない事件の時は誰か怪我してもおかしくないくらい暴れてましたもん。


一生涯車椅子も使わず足腰が強かったのが幸か不幸か徘徊しかけたこともありましたしね。


一方、おばあちゃんは重度のボケでないから周りへの影響が少ないのはもちろんなんですが、多少おかしなこと言ってても人を不快にさせることはまったくないんですよね。


わたしを一目見ただけでも「あ〜!会いたかったわ〜!わたしもうほんっとにあんたに会いたくて会いたくて!会えてうれしい〜♡」とこちらの自己肯定感を最大限に引き上げるほど感激してくれるし。


ちょっとお菓子とかあげただけでも「いや〜ありがとうありがとう!」と大喜び。


何話してても満面の笑みでめちゃくちゃ楽しそうだし、こちらの言うことにいちいちツッコんで大爆笑w


さらに「わたし白髪の1本や2本はあるけど・・・」と強烈なジョークをぶちかますwww


もちろん暴力や暴言もない。口は悪いけど本人自覚ありなのでOKw


ネタっぽく悪口言うことはあっても人を地獄に落とすようなことは決して言わない人です。

凶暴になるタイプと楽しく笑ってるタイプに分かれるのは酔っぱらいと同じ

年を取ってボケると、人によっては凶暴になり人によっては楽しく笑ってる。


あれ、このパターンどこかで見たことありません?







そう、まさしく酔っぱらいと同じ。おじいちゃんは酔って暴れる人タイプ。おばあちゃんは笑い上戸タイプ。





わたしは見たことありませんがおそらく認知症に泣き上戸タイプもいると思います。

酔うと本音が出る。ボケても本音が出る?

酔うと本音が出るとよく言いますよね。


酔っている時は顕在意識がうまく働いていないので、潜在意識(=本音)があらわになっているのだと推測します。


だからたとえば普段おとなしい人が酔うと笑い上戸になるというのは、その笑い上戸の姿が本当の姿なんですきっと。

ボケて人格が変わってしまった人は今まで本音を出し切れていなかったのかも

認知症のお年寄りもそれと同じで、ボケた後の人格は意外と本音が表れてる。


科学的根拠はありませんが、わたしの実感ではそう思うんですよね。


前述のおじいちゃんは元々は割と穏やかな感じで怒り狂ったりすることはありませんでした。


が、ボケてしまってから度々機嫌が悪くなっては暴れる拗ねるで周りは振り回されっぱなし。


一方、おばあちゃんは同じ話を繰り返すなど認知症の症状は見られるものの人格は以前と変わらず。


豪快に笑い、爆笑の渦を巻き起こし、いつもみんなのことを気にかけてくれています。

あらためて本音で生きることが大事だなと思う

この二人を見てあらためて思うのは、本音で生きることがどれだけ大事かということ。


おじいちゃんはまぁ明治生まれの男性で貧乏子だくさんの家のお兄ちゃんという立場もあり、おそらく自分のやりたいことを我慢して生きてきたとこはあります。


おかげで命をつないでわたしも生まれたので感謝はしてますが、きっと抑圧してた感情がたくさんあるんだろうなぁと思いを馳せてしまいますね。


ずっと押さえこまれてた色々な思いが人生の終盤に噴き出した形がボケだったんじゃないかな。


対するおばあちゃんは、すべての欲求を常に無意識に最大限まで満たせるタイプ。抑圧とか我慢とか知らないんじゃないかとw


人に手伝って欲しい時や何か欲しいものがある時は遠慮せずにすぐ頼む。


わたしはこないだローズの香りの化粧水を頼まれましたw


(やってあげるとめちゃくちゃ喜ぶし全力でお礼を言うしこちらにも色々くれるのでただのクレクレではない)


彼女は大多数の人が「あ、でも悪いかな」と躊躇してしまうようなことでも気にせず人に頼めるんですよね。


やりたいことはやり、欲しいものは手に入れる。でも人に迷惑はかけないどころか逆に人を喜ばせちゃう。


以前わたしの小さい頃からの写真を焼いて一通りくれと言われたことがあったんです。


それってわたしのことめちゃくちゃ大事に思ってるってことじゃないですか。手間とか完全にどーでも良くなるぐらいうれしいですよそのお願い!

まとめ・生きる上で大切なこと




  • 感情を抑えず本音で生きる(でも人は傷付けない)
  • やりたいことを「やりたい」、欲しいものを「欲しい」と遠慮せずに言う
  • 感謝の気持ちは全力で表す


まるまる

自分も周りもハッピーに長生きしたいな!

おまけ・天然ボケやボケ担当の人は本当にボケた時に周りが気づきにくい




余談ですが、天然ボケや元々わざとボケるボケ担当の人は認知症になった時に発見が遅れます。


いつもの天然かネタか認知症かの見分けが付きにくいので。


周りにそういうお年寄りがいる人は頭の片隅に置いといてくださいね。


まるまる

わざとボケる人は認知症になってからもそれとは別にボケを繰り出してくるから最強だよんww