乳製品でお腹がゴロゴロする典型的日本人のまるです。はいそうです、わたくし乳糖不耐症でして。


意外と多くの日本人が知らない「乳糖不耐症」というワード。


「牛乳飲むとお腹がゴロゴロするやつだよ!」「あぁあれね!」みたいなやり取りを何度したことかw

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乳糖不耐症の人でも食べられる乳製品「ギー」。

ギーとは簡単に言うと澄ましバター。


乳糖や有害な乳タンパクであるカゼインが除去されているため、乳糖不耐症の人やアレルギーの人が食べても症状が出にくいというメリットがあります。


(アレルギーの人は絶対大丈夫という保証はできないから食べる時は慎重に!)


バターも牛乳よりは乳糖やカゼインが少ないのですが、ギーはそれをさらに精製したとても純度の高いオイルなのです。


また、ギーにすると乳糖やカゼインだけでなく原料乳に含まれるホルモン剤や放射性物質といった有害物質も取り除くことができるのでバターよりもさらに安心・安全!


日本ではグラスフェッドやオーガニックのバターが手に入りにくいので余計に有害物質の不安は大きいと思いますが、近所のスーパーに売ってる安いバターもギーにしちゃえば安全度が増しますよ!

ギーの作り方

既製品のギーもあるけど結構高いので手作りするのがおすすめです。


今回ギーを作るにあたり、IN YOUのくみんちゅさんの記事にあったレシピを参考にしました♪


※バターは400gのものを使用。少ないと焦げちゃうので400g以上で。無塩バターを選んでね!


ではさっそく作ってみましょう!


まず、清潔で乾いた鍋の中に無塩バターを入れ、とろ火でゆっくり溶かします。(切らなくてOK)







フツフツと泡が出てきて・・・






やがて鍋全体が泡に覆われます。







泡が固まってシート状に!鍋底に見える茶色いものは焦げ付いたカゼインや不純物のカス。







ザルで漉したらできあがり♪きれいな黄金色なら成功!




ちなみに不純物(表面の泡と鍋底のコゲ)は固まってるので、漉す時にドバドバこぼれ出ることもなく楽々精製。
(私は最初はザルだけで濾して、最後の細かいカスを漉す時だけキッチンペーパー敷きました)


<2017年11月29日追記>

泡がシート状になった後もさらに加熱を続けると泡の間に亀裂が入り、小さな塊に分かれます。これ以上加熱すると精製もしづらく焦げてしまう恐れもあるのでこうなったら火を止めましょう。






泡は触るとホロホロ崩れます。チュイールみたいw




底まで透き通るこの美しさ。




冷えて固まると左のようになるよ。(量が少ないから先に冷えた)




底は焦げ付いてるので一見洗うのが大変そうなんですが・・・







お湯でふやかしてヘラでこすれば簡単に落ちます♪




コゲは上記の方法でも落とせますが、そもそも焦げつかない鍋の方がいい!という方にはGSW社のセラミック片手鍋がおすすめ。


焦げつきにくく食材がくっつきにくいのに人体に有害なフッ素樹脂加工をしていない安心・安全な鍋です。直径16cmという大きさもギー作りにぴったり!


お値段は少し高めですが、鍋やフライパンって安いのを買っても結局すぐダメになっちゃって何度も買い換えないといけないんですよね。コーティングが剥がれちゃったとか、焦げが取れなくなっちゃったとか・・・。


それを考えると、少し高めでも一生モノになる品質の良い調理器具を買うのは長い目で見るとお得なのです。


GSW社の商品は公式ホームページから購入できます。(店舗での販売はありません)


>>GSW社のセラミック片手鍋を見てみる


※10000円以上送料無料(この片手鍋だと1個でも送料無料になります!)

後日、2回目のギーを作成。

その後しばらくして1回目に作ったギーが尽きたので再度作りました。







残念ながら2回目はできあがりが透き通った茶色というか褐色になってしまい、失敗したんじゃないかと思いつつ一応冷めるのを待ってみました。





冷めたら意外にも黄色くなったので一安心。(1回目のギーよりはくすんでますがw)

ギーが茶色くなったのはなぜ?

実は1回目は火にかけている間ちょこちょこ火の調節をしていました。我が家は電気コンロのためとろ火にしても熱くなりすぎることがあり、たまにとろ火のとろ火みたいな弱〜い火力にする必要があるのです。


対して2回目は火力調節なしでもいけるか試したかったので、最初に設定した火力のまま最後までほっときました。


そしたらバターは完全に溶けて鍋底に不純物も焦げ付いてたので漉せる状態になったのですが、表面の不純物(泡)がシート状に固まっておらず、もう少し加熱が必要なのかと思い再加熱を繰り返していたらギーが焦げてしまったというわけです。


泡が固まってないと漉す時に最初からキッチンペーパーを通さなければならず(不純物がたくさん入ってしまうため)、精製にものすごーく時間がかかってしまいます。


  • 火力が強すぎるとギーは作れるけど表面の泡が固まらず精製しにくい
  • 泡を固めようとして再加熱を繰り返すとギーが焦げてしまうことがある
  • 必要に応じて火力を弱め、最初から最後までとろ火で加熱する


以上3つが失敗を防ぐためのポイントです。





底を見たら茶色いカスが溜まってたので、濾し切れなかった不純物か焦げた成分が沈殿したのかもしれません。

ギーが焦げた場合の対処法

上の写真のように茶色い不純物が沈殿していたら、上澄みのきれいな部分は通常どおり使ってください。残り少なくなったら端を少し割って(冷蔵庫で冷やすと固体になる)、裏返して底に溜まった茶色い不純物をスプーンで削り取ってしまえばOK!


真ん中だけ不純物を削り取った図↑


全部削り取るとこんなにきれいに!↑


まるまる

ギーを焦がしちゃった人は是非試してみてね♪

ギーのアウト・セーフの見極めポイント

焦げたといっても真っ黒焦げじゃなければギーとして使えます。いけるかどうか見極めるポイントは以下の2つ。


  • 香りが通常のギーと変わらず香ばしいか
  • 冷めた時黄色くなるか


また、精製し切れてない茶色いギーは常温だと傷みやすい気がする(常温に置いといたら香りが悪くなってきた)ので、冷めたら冷蔵庫で保存することをオススメします。
底の沈殿は不純物なので使う時すくわないように!

ギーってどんな味?食感?

ギーは加熱しているせいか焼き菓子のような甘い香りと味がします。
冷蔵庫で冷やすと普通のバターよりは柔らかいけど結構硬くて、常温だとクリーム状でザラザラした食感、温めると溶けて普通の溶かしバターと同じような感じです。


保存は常温でOK!


溶かしてしまえば風味もバターと変わらないので、普段料理やお菓子作りにバターを使ってる人にもオススメですよ♪


ギーは冷めてもやわらかくスプーンですくえるので計量も楽々。バターの塊を切るめんどくささから解放されますw

アーユルヴェーダでも使われているギー。

世界最古の医学と言われるインドの伝統医学・アーユルヴェーダ。
アーユルヴェーダではギーは万能薬として様々な治療に用いられています。


栄養価も高く、消化力・免疫力を高める効果も。炎症を抑えたり、アレルギーの緩和などにも役立ちます。さらには脂肪にもなりにくいとか。


ってこれらの効果、乳製品を避けてた人の避ける理由を一掃してしまうではないか!


だって乳製品摂らない人って


    「お腹ゴロゴロするから」
    「花粉症ひどくなるから」
    「太るから」


って人多いでしょ?
もうね、これは乳製品摂らなかった人にこそ摂ってほしい乳製品です。


ギーの材料・必要な調理器具はこちらから

バター

食塩不使用バターは有塩バターより高いのでお得に手に入れたいですよね。


コスパがずば抜けて良いのは業務用サイズのバター。


パッと見は高価に見えますが、スーパーに置いてあるバターが200gで600円ほどであることを考えるとむしろこちらの方が割安です。


また、1kgのバターは一見多すぎるように見えますが、ギーを作るとバターから水分と不純物が抜けてかさが減るので心配はいりません。ギーは一度作ってしまえば常温で長期保存できますしね。


それでも使いきれないという人は、半分だけギーにし残りは冷凍保存して次回のギー作りに使ってもOK!




どうしても作るのがめんどくさい人は既製品のギーを買っちゃうのもアリですよ。




GSW JAPAN