今回は実際にわたしが使ってるアイテムをご紹介します!
それぞれ選び方のポイントをまとめたので、これからお菓子作りを始めてみたい人はぜひ参考にしてくださいね♪
調理器具
まずは一般的な調理器具。普段の料理でも重宝するのでそろえておきましょう!
キッチンスケール(はかり)
「ベーキングは科学だ」と言われるくらいなので、はかりはケーキ作りに必要不可欠。
ボタンがフラットだと押しにくいし反応しなくなることがあるので、押した時に「ポチッ」と音がするものがおすすめです。
タイマー
タイマーはケチるなーーー!!w
経験上1,000円前後のタイマーはすぐ壊れます。買い換えると結局高くつくので2,000〜3,000円台がおすすめ。
あひるタイマーはかわいいし10分・10秒を1押しで設定できるのが便利!10分前・5分前にもピピっとお知らせが鳴ります♪ストップウォッチ機能付き!
もう1つはタニタの。これはとにかく音が大きいのが気に入ってるw
キーパッドで時間設定できるので、19分とか中途半端なタイマーをかける時に便利。ストップウォッチ機能はなし。
軽量カップ・計量スプーン
日本は1カップ=200mlですが、海外では250mlです。なので計量カップは日本の商品を選びましょう。
ガラス製の計量カップの方が汚れ落ちは良いですが、重いし割れると危ないのでプラスチック製をおすすめします。
計量スプーンはプラスチックのものだと折れてしまうことがあるので、金属製の方が長く使えておすすめ。
溶接だと柄が取れやすいので柄とスプーンが一体のものを選びましょう。
- 計量カップ:プラスチック(日本製)、注ぎ口付
- 計量スプーン:金属(溶接ではなく一体型)
ステンレスボウル
ガラスは重いし割れるし、プラスチックは汚れが落ちにくく傷がつきやすいのでボウルはステンレスが断トツで良いです。
サイズ違いのセットを買っておけば使い分けできて便利だし、収納時もかさばらないですよ!
- 小:直径15cm
- 中:直径20cm
- 大:直径25cm
(大きさは目安なので前後しても大丈夫です!)
商品により深さが違うので手に馴染むもの、使いやすそうなものを選べばOK♪
- サイズ違いで同じシリーズをそろえる(収納しやすい)
- 小サイズは2〜3個あると便利
こしあみ(ストレーナー)
主に粉をふるうのに使います。
粉ふるいをわざわざ買う必要はなし!こしあみの方が楽にふるえるし、他の用途にも使えるし、洗いやすい♪
- 茶こし:少量の粉用(ココアや粉糖など)
- 直径15cmストレーナー:メインの粉用(小麦粉や米粉など)
(大きさは目安なので前後しても大丈夫です!)
茶こしは粉をふるいやすいよう目の粗いものを選びましょう。
ストレーナーは持ち手までオールステンレスのものが乾きやすくておすすめ。
- 茶こし:目の粗いもの
- 直径15cmストレーナー:オールステンレス、底が付いていない(お茶碗の底みたいに高くなっているものは汚れが溜まりやすい)
ハンドミキサー
メレンゲやホイップクリームを作るのに必須です。まだ泡立て器で消耗してるの?w
ハンドミキサーは泡立て時間めちゃくちゃ短縮できるし腕も疲れないので絶対買いましょう。
ビーターを手で外すと汚れたり怪我をすることがあるので、カチッとボタンを押すだけで取り外せるものがおすすめ。
また、ワイヤーとコードを入れるケース付のものだとその上に本体も一緒にまとめてスッキリ収納できます。
- ビーターは細いワイヤータイプがベター(洗いやすい)
- ワンタッチで手を触れずにビーターを取り外せる
- 収納ケース付
ゴムベラ
持ち手とヘラの間に継ぎ目があると汚れが溜まりやすく、中の方に水が溜まってカビることもあります。なので一体型のものを選びましょう。
素材が硬いと変形したり傷がつきやすいので、弾力があってしなやかなものを選ぶと長持ちします。
- 持ち手と一体型で継ぎ目がない
- 弾力がありしなやか
片手鍋(ソースパン、ミルクパン)
片手鍋は用途別に3サイズあればOK。
持ち手もステンレスのオールメタルタイプは劣化しにくいしそのままオーブンにも入れられるので便利です。
- ソースパン(小):2〜3Lくらい
- ミルクパン:1Lくらい
- ソースパン(ミニ):200〜300mlくらい
ソースパン(小)はかぼちゃやさつまいもを茹でたり湯せんする時に使います。
ミルクパンはその名の通りホットミルクを作るのに使う大きさのもの。デコレーション用のジャムやゼリーを作るのに重宝します。
ソースパン(ミニサイズ)はおたまよりちょっと大きめくらいの、ほんとーにちっちゃいものでOK。溶かしバターなどに便利です。
- ステンレス製(アルミを含んでいないかチェック)
- 継ぎ目が少なく洗いやすいもの
- 持ち手までオールメタル
製菓道具
製菓道具は他のもので代用もできなくはないですが、やはり製菓専用の道具があると時短になるし仕上がりがきれいなので是非そろえておきましょう!
口金(くちがね)
口金はプラスチックよりステンレスの方が汚れが落ちやすいのでおすすめ。100均のでもOKです。
絞り口の形はバラエティ豊かですが、最初は基本のAセットとBセットがあれば十分。わたしもほとんど星型と丸型しか使いませんw
この商品はAセットとBセットが全部入ってます。
- ステンレス製
- Aセット(波型・葉型・星型)
- Bセット(丸型・バラ型・花型)
クッキー型
ケーキのデコレーションやメッセージプレートを作るのにクッキー型もあると便利です。
アルファベットと数字が全部セットになったものは誕生日ケーキに重宝しますよ!野菜の型抜きなどにも使えます。
ハート・星・丸・花型は何かと使えるので以下のようなサイズ違いのセットを買っておくのがおすすめ♪
- デコレーション用:数字、アルファベットなど
- メッセージプレート用:大きめの円、楕円、長方形など
- 星・ハート・丸・花型はサイズ違いのセットがおすすめ
クッキールーラー
これ知らない人も多いと思うんですが、型抜きクッキーの生地を伸ばす時にこれを置いて麺棒でコロコロすると均一な厚さに伸ばせるんです!
伸ばしすぎる心配をせず一気にコロコロできるから時短になるし、表面がボコボコせず平らになるので仕上がりもきれい。
わたしは富澤商店(TOMIZ)で買いましたが、Cottaのは厚さ(mm)が商品に印刷されてるのでわかりやすくて便利かと♪
- 暑さは3mm、4mm、5mmがおすすめ(全部そろえなくてもOK)
- 小さいクッキーは薄め、大きいクッキーは厚めが便利
麵棒
クッキー生地を伸ばすのに使います。
ベーシックなものがいい人はこちら。
このようなリング付きの麺棒ならクッキールーラーを使わなくても均等に伸ばせます♪
ケーキ型
ケーキ型のサイズは3cm刻みで〇号と呼ばれます。
10cmとか13cmみたいな中途半端なサイズのもありますが、料理本などでは以下の号数が使われていることが多いのでこれに合わせましょう。
ケーキ型のサイズ(号)=直径(cm)÷ 3
- 4号=12cm(卵1個)
- 5号=15cm(卵2個)
- 6号=18cm(卵3個)
- 7号=21cm(卵4個)
- 8号=24cm(卵5個)
スポンジケーキに使う卵の数は4号で1個、5号で2個・・・と号数が1つ上がると1個増えるので、それに合わせて他の材料も増やします。
揃えておくと便利なサイズは以下の3種類です。
- 4号:ケーキ作り初心者はまず小さいサイズで練習すべし!
- 5号 or 6号:少人数で食べる時用
- 7号 or 8号:大人数で食べる時用
わたしは環境ホルモンの使われた製品は避けてますが、ケーキ型はほとんどノンスティック加工(フッ素加工)しかないのでそこは妥協してますw
ステンレス製は種類も少ないし、あってもバネが付いてないwどうしてもステンレスがいい人はこれかな〜。
- 3cm刻みの○号のものを選ぶ
- シリコン製よりも金属製がおすすめ(汚れが付きにくい)
- 環境ホルモンが気になるならステンレス、洗いやすさ重視ならノンスティック加工
- 底取れ式(底板が外せるもの)はケーキを取り出しやすく洗いやすい
- バネ式で型が広がるタイプは更に取り出しやすい
ケーキクーラー
ケーキやクッキーを焼いた後に冷ますための網です。
ホールケーキ専用の丸いタイプもありますが、クッキーなどにも使える長方形タイプがおすすめ。
ノンスティック加工(フッ素加工)のものが多いですが、使っているうちに塗装が剥がれてしまうことがあるのでステンレスの方が良いです。
- 長方形で格子状(クッキーなどにも使いやすい)
- 素材はステンレス、洗いやすさ重視ならノンスティック加工(フッ素加工)
- 収納や作業の邪魔にならない大きさ(戸棚の中で縦にしまえると取り出しが楽)
刷毛(はけ)
ケーキ型にバターを塗ったり、スポンジケーキにシロップを塗る時に使います。
毛でできたものは洗いにくく乾きにくいのでシリコン製の方が衛生的です。
貝印のは片面が普通のシリコン刷毛、反対側の半分もシリコンですがフライ返しのような形になっています。
シリコン刷毛ってツルツルしててすき間も多いので液体をキャッチしにくいけど、これはしっかりキャッチして塗れそう!誰か使ってみてw
- シリコン製(洗いやすく乾きやすい)
- 幅4cm以上(スポンジケーキにシロップを手早く塗るため)
回転台
ケーキにクリームを塗る時に回転台があると素早くきれいに塗れます。
手でお皿を回しながら塗ることもできますが、時間もかかるしきれいに塗るのは難しいです。
塗った後ケーキの周りが汚れてお皿を拭く手間もかかるので、ケチらずに回転台買ってクリーム塗った後にパレットナイフでお皿に移すのが吉!
パレットナイフ
ケーキに生クリームを塗る時に使います。全体を塗るのに大サイズ、微調整用に小サイズがあると便利。
刃の部分がストレートなものと角度が付いているものがありますが、これはお好みでOKです。
- 大きいサイズ(全長25〜30cm、幅2〜3cmくらい)
- 小さいサイズ(全長15〜20cm、幅1.5cmくらい)
- 刃がストレートなもの or 角度がついているもの
スケッパー(スクレッパー)
平らなタイプはケーキの側面に生クリームを塗る時(パレットナイフでもOK)、ギザギザのタイプはケーキの側面に溝をつける時に使います。
消耗品
道具以外に消耗品も必要です。ケーキ作り中になくなると大変なので多めにストックしておきましょう。
クッキングシート(オーブンシート/ベーキングシート)
ケーキ型の内側に敷いたりクッキーを焼く時に天板に敷きます。
あと、市販のデコペン使わない場合はクッキングシートで作ったコルネに溶かしたチョコを入れて使うのでその際も必要です。
我が家は無漂白の茶色いクッキングシートに切り替えました!
ナチュラルな商品って高いイメージがありますが、クッキングシートは無漂白の方が安かったりするんですよ♪
- 無漂白の茶色いクッキングシートはより安全で値段も安い
つまようじ
デコレーションケーキにチョコ細工を乗せる時、チョコレートで作ったパーツをケーキの上に乗せたり形の微調整をするのにつまようじが便利です。
その他もろもろ色々使えるので常備しておきましょう。
これはみんな持ってると思うので敢えてリンクは載せませんw
絞り袋
絞り袋はビニール製の使い捨てがおすすめ。
洗って使えるシリコン製や布製もあるけど、生クリームって油分なのできれいに洗うのは難しいし、洗う手間や洗剤ももったいないです。
箱入りのものは取り出しやすく衛生的、1枚あたりの単価も安くてお得です♪
ビニールには環境ホルモンであるBPA(ビスフェノールA)が含まれていることがあり、生クリームの油分で溶け出すのでBPAフリーのものをおすすめします。
- ビニール製の使い捨て
- 箱入りは取り出しやすく衛生的
- BPAフリーの商品がベター
キッチンタオル(ペーパータオル)
卵白や生クリームを泡立てる前にボウルの水滴を拭き取ったり、チョコレートやクリームを垂らした時に拭くのに使います。
- やわらかめの素材の方が調理器具に傷をつけにくい
- ロールタイプでもティッシュタイプでも、自分が使いやすい方を選べばOK
便利な道具をそろえればお菓子作りは楽々!
わたしも最初は家にある道具だけで作ってましたが、やっぱり手間がかかるしうまくできないのでケチらずに必要なものはそろえるべきです。
お菓子作りだけでなく普段ごはんを作る時にも使えるので、ぜひこの記事でご紹介した道具をそろえてみてくださいね!